未来はあまりに遠いし、おれはもう待てない

SF小説やプログラミングの話題を中心とするフジ・ナカハラのブログ

Mistel MD650L BAROCCOを使い始めた

Mistel MD650L BAROCCO を使い始めた。

製品そのものについては次の記事が詳しいので、そちらを参照してほしい。

www.gdm.or.jp

購入理由

購入前は、仕事でもプライベートでもMacBook Pro 2016内蔵のバタフライキーボードを使っていた。

しかし、最近タイピングをしていると突き指したかのように指先が痛くなるようになった。 おそらく、SF創作講座を受講するようになって、タイプ量が一気に増えたことが原因だと思う。

そこで、長時間タイプしても疲れない外付けキーボードを導入することにした。 これまで内蔵キーボードにこだわっていたのはモビリティを重視していたからだが、仕事でもプライベートでも長時間デスクに向かってコードや文章を書いていることを考えると、モビリティよりタイピングの快適さを求めた方が幸せになれそうだと思った。

また、周りに自作の分割キーボードを使ってる人が多かったので、分割キーボードに興味があった。 とはいえ、自分でキーボードを組み立てようという気にはならず、買ってすぐ使えるものを探した。 この時点でErgoDox EZやMistel製のキーボードくらいしか選択肢がない。

最後に重視したのは、MacBook内蔵キーボードとの互換性である。 依然としてMacBookを持ち運ぶことがあるので、外付けキーボード特有の機能には依存したくない。 キーストロークも浅いほうが好みなので、ロープロファイルのスイッチを採用しているものだと嬉しい。 これらの理由からMistel MD650L BAROCCOに決めた。

購入方法

Mistel MD650L BAROCCOは日本で販売していないので、MechanicalKeyboards.com から個人輸入した。 仕事用とプライベート用の2つ($159×2)と送料($50.85)で計43,272円。 さらに、消費税1,200円と通関料200円も着払いで取られた。

ほとんど衝動買いだったのだが、改めてみると高い買い物である……。

発送から受け取りまでは2週間ほど。

2019/05/19追記

2019年2月からamazon.co.jpで買えるようになっていた。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07FK74QY5

使い方

置き方

MacBookを挟むように配置して使用している。 ちょうど内蔵トラックパッドがキーボードの真ん中にくる感じ。 そうするとTouch BarやTouch IDを無理なく使える。

ここにデスクの写真をのせようと思ったが、散らかっていたのでやめた。

設定

修飾キーはmacOSの環境設定で次のように変えている。

  • Caps Lock → Control
  • Control → Esc
  • Option → Command
  • Command → Option

CommandとOptionはMacBookの内蔵キーボードと同じ位置になるようにした。 また、普段からCaps LockをControlに、ControlをEscにしている。 ControlをEscにしているのは珍しいかもしれないが、Touch BarのEscが嫌だったのでそのようになった。

さらに、MacBook内蔵キーボードのバッククオート(`)の位置がMD650LだとEscになっていたので、MD650Lのマクロ機能で

  • Esc → FN+Esc (`)

にリマップしている。

また、スペースキーを押す時はほぼ右手しか使っていなかったので、MD650L背面のDip Switch 4で

  • Left Spacebar → FN

にした。 FNキーを使ったメディアコントロールがなにげに便利である。

他に、⌘英かな というアプリを使って、左右のコマンドキー単体で英数/かなの切り替えをできるようにしている。 Karabiner の方が一般的だと思うが、そこまで高機能なものを必要としていない。

感想

MechanicalKeyboards.comのレビューではCherry MLスイッチが不評のようだったが、個人的にはまったく問題なかった(単にこだわりがないだけかもしれない)。

一番困ったのは、Bキーである。 これまで右手で押していたのだが、MD650Lでは左側についているのだ。 今のところ、Bを押そうとして何度も空振りしている。